Connecty Column コネクティコラム

CMSで企業サイトを構築する理由とは?

2019年09月05日

いまやコーポレートサイトは、単なるWeb版のパンフレットといった以前の姿から大きく進化し、マーケティングやブランディング、ユーザーとのコミュニケーション手段としてなど、さまざまな面で優れた力を発揮する重要なツールとして位置付けられています。
企業がコーポレートサイトをもつのが当たり前となった現在、Webガバナンスという概念が存在することをご存知ですか?Webガバナンスという概念が発生した背景には、企業が抱える見えない課題が存在しているのです。

■大手企業におけるWebガバナンスの必要性

インターネットの普及により、さまざまな層に向けて情報発信が可能になったため、大企業になればなるほど、各種ターゲットへ向けての目的の異なる複数サイトの運用が必要となる場合があります。コーポレートサイト、サービスサイト、商品サイト、採用サイト、キャンペーンサイトや、国・地域ごとにサイトが存在することもあるでしょう。サイトごとに担当者がいて、それぞれが独自でサイト更新を行っているということも少なくありません。
そんな中で、企業サイトを統括・一元管理しようという概念が自然と確立されていきました。それがWebガバナンスという考え方です。

●Webガバナンスの概念

Webガバナンスという概念は当初、ドメインルールやロゴの使い方、デザインやレイアウトを統一するといった、見た目重視の考え方から始まりました。今でもWebガバナンス=デザインの統一とイメージする人がいるのはそういった経緯があるからかもしれません。しかし、コーポレートサイトが進化していくのと同様に、Webガバナンスという概念も広がりをみせ、「自社の経営に合わせたWeb戦略」「サイトの設計」「サイトの運用体制」「仕組み作り」といったシステム内部の面での統制を意味するように変化していきました。

●Webガバナンスの徹底が必要なわけ

それでは、Webガバナンスの徹底がされていない場合、どういった問題が発生する恐れがあるのでしょうか?
まず、各サイトが別の担当者のもと個別に運用されている場合、本来であれば一つにまとめられたはずのインフラやシステムに対して二重投資してしまっている可能性があります。また、一括でセキュリティの設定ができないため、セキュリティ対策漏れも把握しづらい状況になってしまいます。
 
明確なルールが存在しないまま、知らない間に新しいサイトが立ち上がったり、勝手にサイトが更新されたり、SNSの利用が開始されてしまった場合、ブランド毀損のリスクは常につきまとうでしょう。また、個別サイトに横の繋がりがない場合、ユーザーからの問い合わせに対して機会を損失している可能性もあります。
Webガバナンスという考え方が広まっていった背景には、企業が抱えるそんな目に見えない課題が隠れていたのです。

■CMSで実現するWebガバナンスとその先の姿

Webガバナンスを仕組みとして解決するために大きな役割を果たすツールがCMSです。CMSとはコンテンツ管理システム(Contents Management System)の略称で、HTMLやCSSといった専門的な知識をもたなくても、簡単にコンテンツ管理やサイト更新が行える仕組みのことを指します。

 

●CMS導入のメリットとは?

CMSを導入することで、今まで個別で行っていたサイト運用やサイト更新の業務フローが確立できます。システム化することで、コンテンツを公開する際の承認フローや、新規サイトを立ち上げる際のルール、既存のサイト更新、緊急時の操作手順など、各プロセスを企業として整理できるという点が重要です。
インフラ面でも、個別に存在していたインフラを一つにまとめることができるため、二重投資されていた分のコストダウンが期待できます。また、セキュリティポリシーを統一することもできます。
 
サイト設計に関しては、サイト内のページは基本的には同じCMSから作成されるため、同一のデザイン、同一のレイアウト、更に同一の思想に基づいたユーザビリティやアクセシビリティが保証され、一定の品質基準が保たれます。
これらのサイト運営ルールはガイドライン化されるべきものですが、CMSを利用すれば、各担当者が特にガイドラインを意識することなく、ガイドラインの仕組みに沿ったシステムの中でサイト更新できるという部分が大きな利点となります。
 
CMSを導入し、サイト運用ルール・セキュリティポリシーの確立、品質基準などが統制されると、Webガバナンスの本質ともいえる部分が浮き上がってきます。
「統制された以外のどの部分に自由度をもたせるのか」「個々の事業やブランドがターゲットユーザーに向けてどこまで自由にWebサイトを活用できるようにするのか」など、ここからは各企業が自分たちにあったWebガバナンスを模索していくことになります。

■目的にあったCMSを導入しよう

近年、Webガバナンスという概念は、データの分析・活用といったデジタルマーケティングにまで広がりをみせはじめています。
そこで企業がCMSを導入する際におすすめしたいのは、「CMS on Demand」(株式会社コネクティ)というツールです。

●CMS on Demandの特長

・特長①国産エンタプライズCMS
純国産・大企業向けCMSとして開発されたCMSのため、海外製品と比べ、サポート面・コスト面・運用面で圧倒的なパフォーマンスメリットがあります。バージョン管理やアクセスコントロール、時限設定など大手企業のサイト運用に必要な機能を網羅した上、グローバル運用も可能な多言語モデルです。
 
・特長②クラウドCMS
クラウドモデルのため、インフラ投資・管理の必要がなく、また、永続的にアップデートし続ける無償バージョンアップで常に最新のシステムが利用可能です。
 
・特長③動的・静的ハイブリット
静的なコンテンツの制作・編集に加え、動的なデータベースによるダイナミックなサイト運用の両方を共通プラットフォームで実現したハイブリットモデルです。複数のデータベースをまたぐ複雑なサイトも素早く構築が可能で、多様なサイト構築・運用を1つのプラットフォームで対応が可能な上、さまざまなリテラシーを持ったユーザーも共通で利用可能です。

●コネクティの企業ポリシー

コネクティのCMS on Demand をおすすめする理由は、純国産の大企業向けCMSとして、大企業のサイト運用に必要な機能を網羅しているという点はもちろんのこと、コネクティ自体がWebサイトのトータルソリューションを展開している、という点が大きなポイントとなります。

無料のCMSは無数に存在します。無料のCMSを利用する場合と同様に、一般的なWebサイト構築および制作会社への外部委託は、Webサイトの構築完了がゴールとなります。しかしサイト構築完了というのは、本来、スタート地点でしかありません。
 
コネクティは、「継続的なブランド価値向上」の実現を目的とした企業ポリシーを掲げており、サイト構築完了後も、Webサイトの営業戦略や運用を支えるパートナーとして企業をバックアップしています。デザイン・運用・インフラ保守といったサイト構築のみならず、デジタルマーケティング、Webコンサルティングといった、Web戦略もトータルサポートしています。

■まとめ

Webガバナンスの本質は、サイトの制作・運用の統制後に、企業が独自で打ち立てる戦略です。そして、さらにデータの分析や活用といった意味合いにまで概念が広がりつつある昨今、サイト自体の運用はできるだけ効率的に行いつつ、信頼できるパートナーとWebだからこそできるマーケティングを模索していく、というのが今のコーポレートサイトのあるべき姿といえるのではないでしょうか。

 
 


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