日系大手10社共同出資のトレードワルツが日本発の貿易DX早期実現へ向け「LaKeel DX」導入を決定
株式会社ラキール(本社:東京都港区、代表取締役社長:久保 努)は、株式会社トレードワルツ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小島 裕久)より、「LaKeel DX」を受注、貿易実務全体の44%の業務効率向上、1,320億円のコスト削減を実現しました。
貿易には荷主や銀行、保険会社、税関など関係者が複雑に絡んでおり、取引の際に発生する手続きは多岐にわたります。しかし、データ改ざんのリスクや取引の仕組みの複雑さから、実務の多くは”書類”や”PDF”による非効率的なコミュニケーションが主流となっていました。また、膨大な量の貿易データに迅速に対応するうえで、圧倒的な人手不足が課題となっていました。重ねて、コロナ禍において出社ができず書類処理が遅延することで、輸出入停滞のリスクも露呈しました。
これらの課題は、貿易業務を完全電子化することにより大幅な改善を見込めます。そのためデータ層としては、信頼性を担保するための「ブロックチェーン基盤」を活用することとし、ブロックチェーン基盤とアプリケーション層を柔軟に連携させることが必須でした。アプリケーション層は、疎結合のアーキテクチャで柔軟性が高く、
その先には、アジアでのプラットフォーム展開・連携によってアジアのデファクトスタンダード化を、そして有力なプラットフォームとの連携により、グローバルレベルの貿易デジタルトランスフォーメーションを実現していきたいと思います。
また、「TradeWaltz」に集まった貿易データを活用して新たなビジネスモデルやユーザー体験の可能性を広げ、日本の中小企業の競争力強化の支援を目指します。
ラキールは、「LaKeel DX」でトレードワルツが推進する「貿易DX」の共同開発パートナーとして邁進していきます。
LaKeel DXは日本発・日本初のデジタルビジネスプラットフォームです。LaKeel DXの最大の特徴は、機能の一つひとつを部品群として開発し、それらを組み合わせる「マイクロサービス技術」を用いることで、業務アプリケーションを常に最新の状態に保てることです。これまでのシステムにないサステナブルソフトウェアと呼ばれる新しい技術で、特許を取得しています。これにより、「顧客企業自身のIT投資」と「新規事業投資」を両立する事を可能としました。スクラッチ開発のメリットである、「各社独自の要件」を叶える事と、パッケージ製品のメリットである「効率的&ベストプラクティスの適用」の両方を享受する事が出来ます。
また、LaKeel Data Insightによってデータサイエンティストに頼らず、AIを用いた精度の高い判断が可能となります。LaKeel DX上で開発したアプリケーションとLaKeel Data Insightを連携させることで、データから導き出される洞察(インサイト)をユーザーに提供できます。
LaKeel DXサービスサイト https://dx.lakeel.com
株式会社トレードワルツ https://www.tradewaltz.com
株式会社ラキール https://www.lakeel.com
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