Q1 企業概要、インタビューのご紹介

弊社は、1928年に開発した”寺岡式敏感自動バネ秤”から始まり、現在では計量値付システム、自動計量包装値付機、POSシステム、店舗総合情報管理システム製品など様々な製品を開発・製造しており、事業範囲を拡げてきました。
また、開発から製造・マーケティングまでのビジネスシステムすべてを現地化した「グローバル・ローカリゼーション」を推進し、世界およそ150カ国に販売・サービス網を展開しています。

事業においては、「4つのビジネスフィールドとそれらを支えるサポートサービス」を掲げております。具体的には「流通小売分野」「食品製造・加工分野」「製造・物流分野」「飲食・専門店分野」の4事業です。
そしてそれらを支える「サポートサービス&クラウドサービス」として10数年前にコールセンターを立ち上げました。
これらの異なる事業フィールドをお客様に分かりやすく説明し、単に製品の紹介にとどまらず、ソリューション提案やカスタマーサービス等を広くグローバルに提供している、ビジネスの実態に則したWebsiteを構築する必要性がありました。

Q1-2 Web戦略とリニューアルの骨子

リニューアルにあたって当時の社長(現会長)からのミッションは、「TERAOKAグループとしてのグローバルサイトを立ち上げる」というものでした。従来は、日本国内サイトと海外サイトという括りのサイトでしたが、これを「グローバル」という概念のサイトとして再構築し、それをグループのマスター(本籍サイト)とするものです。グループ各社のローカルのサイトにおいても、重要なコンテンツはマスターと共有するというコンセプトです。

背景として、弊社のお客様がグローバルにビジネスを展開されていることがあります。どの国のお客様に対しても、共通してグループのビジョンを提示する必要がありました。
旧サイトは、国内外にサイトが複数あり、情報量、見せ方(提案の仕方)に統一感がなく、TERAOKAグループとしてのケイパビリティが訴求できていませんでした。

Q2 「TERAOKAグループとしてのグローバルサイト」とは?

以前のWebサイトは見た目が古く、まずはデザイン一新すればいいだろう、程度に考えていましたが、経営トップからのミッションは全く違っていました。社長には新サイトについて明確なイメージがあり、それをどう実装するかが大きな課題でした。検討課題の解決法を社長に何度プレゼンを行ったかわかりません(苦笑)

結果、寺岡グループのグローバル化を実現するためには、それまで国によってまちまちだったあらゆるコンテンツの要素を再検討・再構築する作業を伴いました。それは製品の選定にはじまり、製品カテゴリー、製品の探し方の軸の統一、表記の統一などを含みます。

また製品ページとは別に、ソリューションのペイジを作成しましたが、お客様目線で分かり易いことを第一に、文字を少なくしインフォグラフィックを多用して、直感的に理解出来るコンテンツ作りを目指していきました。

運用面では、国ごと、子会社ごとのサイトを統合し、10カ国、8言語(計14サイト)においてローカルの各担当者が直接コンテンツを作成できる必要がありました。そこでグローバル共通のCMSプラットフォームの構築が不可欠と判断しました。

Q3 コネクティのクラウドCMS「Connecty CMS on Demand」を採択された理由を教えてください。

各国、各子会社のメンバーがそれぞれ異なったロケーションで利用するわけですから、社内サーバは使わず、メンテ・保守管理を考えて、クラウド型のCMSを利用はマスト条件でした。例えばオンプレミス型のCMSでは、国ごとにデータセンターを用意しCMSソフトウェアを導入しなくてはていけません。グローバルでの利用を考慮しクラウド上で複数台サーバを保守・メンテできる事が必要でした。もちろん、実現した上でのコスト感も重要になってきます。また、マルチ言語(ユーザーが運用する管理画面)や複数のサイトを統合管理するためのマルチサイト管理を実現できることに対応していることも条件でした。

CMSの各メーカーから、様々な手法にて実現可能との回答をもらっていましたが、弊社の目指すグローバル化と方向性、考え方がマッチしていたのが、コネクティのCMSonDemand(製品名称)でした。

Q4 コネクティへの評価はいかがでしたか?

難しいミッションと各社の現地事情があり、まずは弊社のビジネスの実態をご理解いただくのが大変だったと思います。プロジェクトを進める中では、喧々諤々があり、リリースまで何もなかったといったら嘘になりますね。(笑)しかし弊社からの難題やリクエストに、常に真剣に解決方法を考えてくださって、特にCMSの製造・販売元であることから、製品のバージョンアップ等含め多くの提案をいただきました。

そのあたりは、単にシステムの提供ではなく、”サービス”としてソフトウェアを提供しているコネクティならでは、と実感しました。
サイトは開発がゴールではなく、運用に入ってからがスタート、と思っていますので、今後もさらに各種リクエストに応えて頂き、弊社にとって最適な提案でサイト運営をサポート頂けるよう期待しています。

Q5 最後に一言お願い致します

今回のサイトは、会社都合でなく、お客様目線でサイトを作ることを心がけていました。弊社はB2B 企業ですが、訪問者も当然ここまでは分かっている、または使っている言葉(Keyword)は共有できているという前提にたってコンテンツを作成していました。

しかしながらプロジェクトを進めるなかで「それは企業側の勝手な思い込み」であり、本当にお客様にとって分かりやすいサイトになっているか、という疑問がわいてきました。
「B2B」でも「B2C」でも、サイトに訪れる人は何らか必要情報を求めてきているという点に変わりはありませんし、弊社の製品やサービスについて全く知らない、またはよく知らないユーザー様に対しても、分かりやすい導線・見え方・ページ作りになっている設計こそWebサイトの本来あるべき役割だと考えるに至りました。

それに、B2Bでも、B2Cでもサイトを体感し評価するのは、一人の「個人」です。B2BとかB2Cとかの境界に囚われず、お客様に真に支持されるサイトにさらに進化すべく、今後もどんどんサイトに新しい変化を加えていきたいと思っています。

株式会社寺岡精工
http://www.digisystem.com/

・本社所在地:東京都大田区久が原5-13-12
・設立:1934年11月 
・売上:813億円(2014年度)
・従業員数:3,533名(2014年12月31日現在)

電子はかり、POSシステム、倉庫管理システム、店舗管理システム、浄水システム、リサイクル処理機などの製造、販売、保守

ご質問・お問い合わせはこちら
CMSデモ依頼 資料ダウンロード