Q1 企業概要

弊社は、電子顕微鏡、分析機器、半導体関連機器、産業機器、医用機器の製造・販売・サービスを行っています。ユーザーは、国立の研究機関から民間のメーカーまで幅広く、製品の種類も、世界的にも有名なサイエンティストが使う超高性能な装置から、一般企業が品質管理に使う小型の計測検査機器等まで多岐にわたります。

競合他社をはじめ、世の中のWebサイトが急速なグローバル化を進める中、旧弊社サイト(以下、旧サイト)には経年変化が目立ってきていました。 こうした中、ブランド戦略室という新組織が立ち上がり、Web戦略を刷新するミッションが与えられました。技術力、ソリューション提供力、サービス力、グローバル展開力 等々を発信するマーケティングツールとしてWebを位置づけ、グローバル化をコンセプトに、デザイン、コンテンツの見直しを開始しました。

Web戦略の刷新とリニューアルという大きなミッションを進める上で障害はありませんでしたか?

ないと言えば嘘になります。(笑)ただ、それを言っても始まらないので、国内各部署、海外現地法人に協力をお願いし、作成、確認を繰り返しながら前進しました。特に、グローバルサイトは今までUSAに委託していたので、これを日本に移すことは非常に大きな決断でした。このため、USAの理解と協力を得ることは不可欠であり、プロジェクトの期間中に3回現地へ飛んで打合せを行いました。

Q2 Web戦略の刷新とは、どういった事でしょうか?

日本語サイト以外に、英語のグローバルサイト、そして、アメリカ、ヨーロッパなどの海外現地法人が運営しているリージョナルサイトがあり、それぞれ製品情報の量が異なり、統一感もありませんでした。そこで、新しいグローバルサイトは日本語・英語の2言語構成のワンボックスサイトとして定義し、このサイトがもっともコンテンツが充実していて、情報が最新となるように、と考えました。

これにより、リージョナルサイトのない新興市場のお客様も、本サイトから詳しい製品情報を得る事ができるようになります。24時間365日、どこから問合せが来ても同じ情報を返せるようなグローバルで共通な仕組みを目指しています。

Q3 リニューアルを進めるにあたって工夫された 点を教えて下さい

はじめにWebサイトの在り方を考えました。B2Bの企業サイトにありがちな“取りあえずあれば良い”というものではなく、中長期的なマーケット拡大、売上増を目指し、経営戦略のマインドをもって取組みました。

また、弊社サイトが全くない状態を想定して、ゼロから構築するためには何が最も良いか、サイトに必要な“あるべき論”の検討からスタートさせました。 つまり、旧サイトのコンテンツ見直しで終わるのではなく、必要な情報が何なのかを精査後、大枠の箱を決定し、その中に該当コンテンツを当てはめていくイメージです。

また、全く新しいグローバルサイトを構築すると言う観点で、日本語サイトと旧グローバル英語サイトのコンテンツをレビューし、現状の整理を行った上で、新しいサイトに必要なコンテンツを明確化しました。

Q4 リニューアル後の新サイトへのこだわり、 特徴を教えて下さい

旧サイトは、製品ラインナップを軸にした情報の見せ方をしていましたが、新サイトにはアプリケーション(分野や用途)を主軸とした導線、マッピングを導入しました。
弊社製品をご利用いただいているユーザー様が専門とされるのは、医療や農業食品、ポリマー・繊維、材料研究と多岐にわたります。 そういったとき、弊社の製品を知っている方々ばかりでは無いので、製品名やラインナップでの検索では、ユーザー様が求めている目的の情報に辿りつけないと考えたわけです。

また、独立して存在していた国内の別サイトもこの機に統合し、新サイトによって統一感を持たせられたことも評価できると思います。 日本、海外でデザインの好みは分かれる所ですが、新サイトは淡いブルーを基調とした落ちついた雰囲気で、海外の現地スタッフにも好評です。

Q5 ベンダー選定(コネクティを選んだ理由)

コンペ前に話を聞いていた複数社のベンダーにRFPを渡し、回答を基に3社に絞りました。 CMSとしての機能、技術的な信頼感を含めたケイパビリティは評価項目ですが、その上で最も重要視したのは、“受注後やリリース後、それきりの付き合いにならない企業であるか”というものです。

当然予算は決まっていますからコストパフォーマンスも判断材料のひとつですが、リリースして終わりでは一過性のものになり、継続していかないと考えました。 その点、コネクティの 「継続的価値の向上」 という言葉は、弊社が中期的に考えるWeb戦略に最もフィットしていると考えました。

また今回はアプリケーション(分野や用途)を選んだ時に、関連する商品や技術情報などを合わせて表示する商品検索が肝となる仕組みだった訳ですが、コネクティのCMSはそうしたDBを軸としたサイト構築が容易で、後からバージョンアップがし続けられる仕組みである点は高く評価しました。 導入後のメンテナンスが大変だったり、バージョンアップを受けられないCMSではサイトを発展させていくのに足枷になりますので。

Q6 プロジェクト進行の満足度

弊社メンバーが考え、描いた想い(設計図)をコネクティさんのスタッフに深く理解いただき、それが反映されたと思います。特にコネクティはWeb系のスタッフと技術スタッフがタッグを組んでプロジェクトを進めてくれるためそれぞれの専門分野を活かしてスムーズな進行をおこなってくれました。

CMSの機能面でも、アプリ(テンプレート)を自由に設計できること、オープンソースと異なり、自社で開発している国産のCMSであることもサポート、ユーザビリティの面で良かったと思います。 海外現地法人の現地スタッフが現地で更新することも視野にいれていますので、クラウド提供され、かつ管理画面が日英中の言語対応を標準で備えている点は、グローバルオペレーションに最適で、長く使える製品ではないでしょうか。

Q7 最後に一言お願い致します

Webリニューアルはとにかく既存の延長ではなく、新しい目的を持って進める必要があるかと思います。

そのなかでWebの知識、システムの技術両面が必要となり、製品に求められるニーズも今より複雑化する事が考えられます。 その意味においてワンストップでサポートをもらえるベンダー選びが重要になり、コネクティはその意味では最適なパートナーでした。

今後、今回作ったサイトや仕組みをさらにグローバルに拡大していきたいと思っていますので、引き続きサポートをお願い致します。

日本電子株式会社
http://www.jeol.co.jp/

日本、アメリカ、ヨーロッパ、オセアニア、アジア地域など、世界30カ国以上に拠点を置き、高級精密理科学機器(電子光学機器・分析機器)、 計測検査機器、半導体関連機器、産業機器、医用機器の製造 ・ 販売 ・ 開発研究、およびそれに附帯する製品 ・ 部品の加工委託、保守 ・ サービス、周辺機器の仕入 ・ 販売を行う。

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